Paradise Found

好きな音楽関連の英語和訳や諸々です。My Japanese translations (from English) and various things related to my favorite music.

Mike Mangini インタヴュー和訳 2013年8月 Lithium Magazine

初出:2013年9月 別ブログで投稿

 

【背景情報】

 

ドリームシアター Dream Theaterサイト)創立メンバーでありドラマーのマイク・ポートノイ Mike Portnoy が2010年9月8日、脱退を発表。

 

Dream Theaterはバンド再建のため、凄腕ドラマー7人を集め2010年10月に新ドラマーオーディションを実施。

その模様をドキュメンタリー映像に収録し2011年4月YouTubeで公開。

 

Episode 1 動画 :マイク・マンジーニ Mike Mangini

Episode 2 動画 :デレク・ロディ Derek Roddy、トーマス・ラング Thomas Lang、ヴァージル・ドナティ Virgil Donati、マルコ・ミネマン Marco Minnemann

Episode 3 動画 :アキレス・プリースター Aquiles Priester、ピーター・ウィルドアー Peter Wildoer、合格発表

 

日本語字幕付きの映像がアルバム "A Dramatic Turn Of Events" スペシャル・エディション日本盤(2011年9月発売)(amazon)付属DVDに収録されています。

 

上記YouTubeやDVDではカットされているマイク・マンジーニとのジャム演奏の映像を収録したUSBがアルバム "Dream Theater" ボックスセット(2013年9月発売)(amazon)に付属しています。

 

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My Japanese translation of the Mike Mangini (website) interview.

The original English interview: Lithium Magazine website, August 28th 2013

The original page doesn't exist anymore but partly quoted at Roadrunner Records website.

Interviewer: Mike Bax

  

マイク・マンジーニ Mike Mangini(サイト)インタヴューの和訳です。

原文:アメリカ(おそらく)のサイト Lithium Magazine で2013年8月28日公開

原文ページは現在なくなっていますが、Roadrunner Records のサイト に一部引用が残っています。

インタヴュアー:Mike Bax

 

序文

 

Dream Theaterの紹介を書こうとすると、自分の考えをまとめることもできない。Dream Theaterは、ほとんどすべてのミュージシャンが技術面で追いつけず、演奏できるか不安を覚えるような音楽を創り続けて30年に迫ろうとしている。今までに創り出してきたアルバムのすべてにおいて、ミュージシャンとしての非常に高い技術水準を示している。

 

数年前(訳注:2010年)、創立メンバーのマイク・ポートノイがバンドを脱退した。インターネットから嘆きの叫び声が本当に聞こえそうなほどで、Dream Theaterファンの間ではそれはそれは大変な混乱だった。Dream Theaterは、ポートノイの後任として、バークリー音楽大学の教授、マイク・マンジーニを見出した。長年のパーカッショニスト [そしてパーフェクショニスト(完璧主義者)]、マンジーニは、Dream Theaterの一員となるチャンスに文字通り飛びついた。

 

(訳注:2013年)9月24日発売の、Dream Theaterのセルフタイトルの新アルバムで、マンジーニは初めて、バンドと共に始めからの作曲を経験した。このインタヴューで、マンジーニは、バンドと独自のツーカーの関係が既にできていることがわかる作曲の様子や、その経験に対してどのようにアプローチしたかを、とても気さくに語ってくれた。

 

北米ツアーの日程は近日発表予定。この新アルバムにぶっ飛ばされる準備をすべし!9曲が収録され、Dream Theaterが今までに手掛けてきた文字通りすべてのジャンルに触れている。22分に及ぶフル・オーケストラをフィーチャー、本当にすばらしい。アナログ盤/CD/DVDを含む売り切れ必至の美しい限定盤もあり、Dream Theaterのウェブサイト ("BUY ALBUM" から各種デジタル版へリンク)で手に入る。躊躇は無用!あとで落胆しなくていいように今すぐ注文を。これはきっと欲しくなるアルバムだ。

 ( amazonの日本盤  HDtracks の高解像度デジタル版

 

マイク・バックス Mike Bax:新アルバムの完成おめでとうございます。すばらしいアルバムです。

 

マンジーニ:わあ、ありがとう。僕たち全員このアルバムをとても誇りに思っているんだ。

 

バックス:マイク・ポートノイの後を継ぐことについて質問されるのには疲れていらっしゃると思いますが。私は率直に、あなたはすばらしい仕事をされていると思います。このかなり大きなポジションを継ぐことは、一体どんな気持ちなのだろうと思っています。

 

マンジーニ:2種類の真逆の気持ちがあったよ。まず始めに、そのことについて何度も何度も質問されるのは構わないんだ。今回も誰かが読んで感想を持つわけだからね。それ(訳注:マイク・ポートノイについて話すこと)に意味があるかどうか誰にわかるか?と言うと、僕にはわかるからね。

なぜ2種類の真逆の気持ちがあったかと言うと、生きている人の後継になったり演奏をコピーしたりするドラマーというのがどういうものか僕は知っているからね。ドラムを演奏できるようになったとき、4歳の頃だけど、それから今まで、文字通りドラマーたちのコピーをしているんだ 。今でも僕の仕事はコピーをすることだよ。その限界、他のドラマーとまったく同じ音を出すことができるドラマーは1人もいないということを僕は知っている。だから、ちょっと怖いよ。特にDream Theaterのファンが相手となればね。彼らは詳細なことをよく知っているし、よく気が付く。そのファンのみんなが、細部に至るまで全部が、厳密に本来の通りではないのを耳にすることになるんだ。だから、そこが僕にとってちょっと奮闘するところだね。その事実を僕は知っている。僕はチャーリー・ワッツ本人通りの音を出すことはできないけど、コピーするのはとても得意だ。

 

2種類の真逆な気持ちのもうひとつというのは、僕はコピーすることで、とてもすばらしい気持ちにもなるんだ。それが可能な身体能力が自分にあるということが。僕は身体的に、曲を右利きスタイルでも左利きスタイルでも、そのミックスでも演奏できる。そういうことに人生をかけているからね。だから、身体能力は問題じゃない。相手がどんなドラマーであっても僕ができないと感じることは、ただ一点、他の人と完全に同じ音は出せないということだけ。でも、それでも僕はドラムを叩くことはできるし、今までの人生を通してやってきた誰かのコピーを続けることもできる。だから問題はないんだ。

 

バックス:バークリー音楽大学の教授で、そしてその職を辞して世界最高の音楽集団に加入するというのは、間違いなく最高の気分でしょうね。

 

マンジーニ:本当に。すばらしいことだよ。僕はその両方をやることをいつも目指していたからね。教えて、そして演奏やツアーをすることをね。弁護士みたいにさ。学校で教える弁護士というのは、斯界ですばらしい人だから教えるわけで。でも音楽業界では、この点で難しい要素があるんだよね。学校で教授の職を得たら、特に音楽関連の教授なら、夏休みや完全な休日でもない限り、学校側は他のことを何もさせたがらない。学期の間は学校を離れてほしくないんだ。代理の教授を立てたり、留守の間に何とか授業を成立させたりすることを学校側は望まない。それだけでも大変だよ。本当に難しいことだ。だから学校を留守にできるような機会が訪れようものなら、僕のスニーカーの底から煙が立つのを見られたと思うよ。僕は欲求を抑え込まれているように感じていて、本当にステージに戻りたかったんだ。で、これは正しく伝わるようにしておきたいんだけど、僕は教授の仕事を本当に楽しんだんだ。もし僕がバークリーの学長なら、教師陣の誰にも外へ飛び出して行ってほしくないよ。もし僕が授業を受ける契約をしたら、教師がちょっとの時間しか教室にいないなんていやだしね。だよね?でも、時には、はっきりした考えがあって、たくさんの人が恩恵を受けるような場合なら、教師が学校を離れる理由が、正当な理由が、ある場合もある。だから、生徒たちがコースに対して払った授業料に見合う範囲で、ちょっと柔軟に対応してもらえればすばらしいと思うよ。ってたぶんこれ随分と余計な情報量だよね(笑)。編集で縮めちゃっていいからね。

 

バックス:とんでもない、とても楽しい回答でしたよ、マイク。それで興味が湧いたのですが、教えていた時期のおかげで、パーカッショニストとして、より深く物事を考えるようになったと感じていますか。

 

マンジーニ:とても感じているよ。バークリーのようなところで教えていると感じるのは、第一に、環境がプロフェッショナルの極致だ。パーカッショニストたちの1人1人全員が巧くて本気でアゴが抜けそうなぐらいの学科の一員になるというのは、本当にすばらしいことだよ。それぞれのやっていることが違っても、信じられないぐらいすばらしい技術レベルと情熱を、あの場所で働いている人たち1人1人全員から感じた。で、僕自身のいい部分も見つけることができたんだ。その環境から得る本当にいいことを全部、自分のものにして生徒たちに伝えることにもインスパイアされたね。すべてにおいて、いい物事や成長の結果だけを反映する世界だった。すばらしかったよ。

 

バックス:新アルバムで最も質問に上っている曲は、22分もの長さに及ぶ "Illumination Theory" だと思いますが、このアルバムでそうなっているように、このような曲の構想が温められ、5部構成に展開して行く過程について、お聞かせ頂けますか?

 

マイク:いいよ。そういう曲を創りたいというヴィジョンや計画がまず基礎にあって発展したんだ。だから、必ずしもはっきりしたアイディアがあったわけじゃないんだけど、何となく5人で共有できるアイディアはあって、断片のようなものはあったから、それぞれの部分の作曲を始めたときに、どういう結果にしたいかはわかっていたんだ。だから、これは曲に採用する価値があるとか、これはしっくり来ないとか、認識することができたんだ。

 

で、作曲を始めたのはいいけど、他のみんなは僕よりはるかに長くDream Theaterのために曲を書いてきた。Dream Theaterの作曲の世界では、僕はまったく新参の、パズルの小さなピースだ。Dream Theaterの彼らは、どういう風に進めたいかしっかりわかっている。そのことは特筆しておきたい。方向性のようなものがあって、物事がしかるべき出発点から始まらないといけない、というのが見ていてわかったよ。たとえば「どうしたらこの曲を壮大な感じにできるだろう?」とかね。で、それに適当であろうビートが僕にはわかるし、他のみんなには、そのフィーリングに適当であろうコード的な背景がわかる。そんな風に展開して行ったんだ。まずはヴィジョンがあり、それから全部をまとめ上げるための、実際の演奏やノウハウによって展開して行く。初めのセクションの作曲が完成すると、次にどういうものが来るべきかという感覚が生まれてくるんだ。それぞれのメンバーたちが、次はこういうのが来るべきだというヴィジョンを出して行き、どれか1つが選ばれる。そして次のセクションへ進むんだ。

 

バックス:あなたは今回初めてDream Theaterで始めから作曲に加わるという経験をされました。この経験に、何か期待を抱いて臨みましたか?こういう風にしたいという考えがありましたか?そして、期待通りになりましたか?

 

マンジーニ:まあ、ちょっとね。でも僕は期待とは危険なものだと学んだんだ。夢を持つのはすばらしい。ゴールを設定するのもすばらしい。目標を掲げるのもすばらしい。でも期待を抱くとなると、自分の中に留めておくに限るね。人付き合いの面でだって、他の人たちに期待を抱くのは本当に悪い結果行きの道になり得るよ。僕は健康的なことだと思わないな。

 

だから、僕の期待といえば、適切なときに、自分のドラム技術の最高水準を発揮したいということだったよ。僕がやっていることの中で最高レベルである、両手足の動きの組み合わせとポリリズムを本当に発揮できる好機は滅多にないと、今ではわかっているからね。違うことを2つも3つも同時にやってるとか、聴いていて最高に気持ちいいものというわけじゃないでしょ?(笑)解釈するには時間がかかるよ。というわけで、僕の個人的な小さな期待は、技術を発揮する機会を得ることだった。それをやるために、僕は目をしっかりみひらいて、体を物理的に演奏可能な状態にして、このアルバムに取り組んだ。目をしっかりみひらくという意味はシンプルなんだよ、マイク。文字通り他のみんなをよく見ていたんだ。みんなの癖を見ていると、そこからどうすべきか察知することができたんだ。自分のドラムキットもよく見ていたよ。さもないとミスるからね。あのドラムキットに注意してなかったら拳をリムにぶつけてぱっくり行くからね。だから、まじめな話、僕は目をしっかりみひらいていたんだ。視界の隅まで見て、まず口は閉じて、それからしゃべるようにした。そうできるようになるまで何年もかかったし、いまだに完璧にはできないでいるんだよ。

 

他の誰かが重視されているときは自分の期待を低く抑えて、自分の中だけに留めておく。発想の範囲を広く保って、考えもはっきりさせておいて、あるドラミングが必要になったら考え出して提案できるようにした。頑張って口を閉じて、適切だと思ったときにしゃべることを学ぶようにしていたよ。

 

バックス:ジョン・ペトルーシ John Petrucci とは、ミュージシャンとしてもアルバム・プロデューサーとしても、一緒に仕事をしてすばらしい気持ちになるに違いないと思います。あなたはジョンをプロデューサーとしてどう評価されますか?

 

マンジーニ:ええと、僕は彼については人として話したい。彼はすばらしい、すばらしい人間だよ。彼は友達にしたいと思うような人だし、いいことをしているとわかる人だよ。それがまず最初にあって。それが種だね。で、いい種からは絶対にいい果実が採れる。だから、彼が何をしようと、どういう曲を書こうと、彼は巧妙に達成するしすばらしい才能を発揮する。プロデューサーとして、バンドメイトとして好ましい人物で、、彼もまた目をしっかりとみひらいた人だよ。でもそれだけでなく、彼は強い意思を持った人でもある。このアルバム制作を通してプロデューサーであるジョンが最も強い発言力を持っていたし、でもありがたいことに、全員が足並みをそろえて同じ制作段階を共有していたと思うし、彼は誰とも論争にならなかった。今回は、プロデューサーとバンドメンバーが論争になるのを僕が見なかった希少な数例のうちの1つだよ。全員の足並みがそろっていた。というわけで、彼は良い人物であり、何があっても全員と協和していて、特に今までで最高のものを創りたいんだという気持ちを全員が持ってもいて……プロデューサーと一緒に仕事をした経験として、どうやったらこれ以上良くなるのかわからないよ。ただもう、驚くほど良い経験だった。すばらしかった。

 

バックス:Dream Theaterの曲はほぼすべてが濃密で、さまざまな感触の素材が折り重なっています。作曲のプロセスは傍からどのように見えるのかすら想像できません。新曲の中からどれか、どのように出来上がったのか、あなた自身の言葉で説明して頂けますか?

 

マンジーニ:いいよ。"Enigma Machine" はどう?インスト曲の。(Spotify

Enigma Machine =「謎のマシーン」)

 

バックス:すばらしいですね。好きな曲です。

 

マンジーニ:あの曲は僕たちがみんなでスターバックスに行ってクローバー Clover というドリンクを飲んだからできたんだよ(笑)。

(訳注:コーヒー抽出マシーン「クローバー」について、日本のスターバックスサイトの 記事

あれは本当に高価な抽出マシーンで作られるんだ。あのマシーンは3,000ドルぐらいすると思う(笑)。コーヒーを淹れるためにだよ……想像できる?!コーヒーのかすにお湯を突っ込んで通すだけなのに3,000ドルだよ。

(訳注:かす ground と 1,000ドル grand で押韻。駄洒落

 

バックス:(笑)

 

最近の世の中って何て面白いんだろうね。どこからそんな物が出てくるの?僕はただでさえちょっとハイだけど、濃いクローバーをジュースみたいに飲んだんだ。それで帰りの車の中でベースラインを歌いまくったんだ。たいていの人が乗っているような大きなバンだよ。Dream Theaterの全員が乗ってたと思う。

 

(訳注:当時 The AU Review. com サイトで公開されていた、Dream Theaterキーボーディストのジョーダン・ルーデス Jordan Rudess 氏のインタヴューによると、アルバム "Dream Theater" 制作中、Dream Theaterメンバーはホテルに滞在、お昼前頃にスタッフのマディさんが車で迎えに来て、まずスターバックスへ寄ってからランチタイムの頃にスタジオへ到着する習慣だったとのことです)

 

そしてリハーサルで、僕はジョーダン(ルーデス)のキーボードに飛びついた。これについては注意して述べておきたいんだけど、彼は僕のドラムに飛びついたりしないよ。わかってもらえるかな?僕は平気で他の人の楽器に飛びついたりなんてしたくないよ。僕はただ本当にふざけたハイな気持ちになっていて、「これをやるべきだよ。いい曲ができるよ」とか言いながら、そのベースラインを彼のキーボードで弾いたんだ。とうとうジョーダンが僕をキーボードから払いのけて旋律を弾いた。僕が弾いた通りではなくて、彼が取り組んでいたアイディアなんだけど、それが "Enigma Machine" の主旋律になったんだ。僕が弾いている間に彼が「いや、こうだ。こうだ」と言ったかどうかわからない。彼はただ「俺のキーボードからどかんかい」という感じで僕を押しのけてその旋律を弾いた。で、ペトルーシが「それだ!まさにそれだ。それが俺たちの探していたものだよ」

 

(訳注:2013年にMusicRadarサイトで公開され、その後なくなりましたが Song facts に一部引用されているインタヴューで、ジョーダン・ルーデス氏は "Enigma Machine" のメインリフを寝ているときに夢で聞いたと話しています。

ルーデス氏にしてみれば、そのアイディアを皆に聴かせようと思っていた矢先、スタジオに着くなりマンジーニ氏が珍しくキーボードを乗っ取って弾き始めたので「どかんかいー!」となって、自分のアイディアを弾き始めたのでしょう、たぶん。)

 

そこからもう僕たちはこれ以上ないほど幸せな集団になって、笑いながらランチに何を頼むかなんて話をしていたよ。一緒に何か食べながらその曲について話をしたかったんだ。最初、ジョン・ペトルーシはこの曲に "The Clover" と題をつけていたよ。明らかにあのコーヒー騒ぎから命名したわけだよ。そう、それがこの曲の誕生経緯だよ。僕たちは猛然と演奏しながらひとつのセクションから次へと前進した。やってやれるという感覚があって、地下室で練習している少年たちみたいに楽器を演奏したよ。演奏を覚えたてみたいな新鮮な雰囲気が出てきた。

 

バックス:この新譜をひっさげてのツアーをどのようにするか、もう話し合いをしていますか?ツアーに向けて新しいヴィジュアル要素などが計画されているのでしょうか。

 

マンジーニ:ああ!そうだね。ヴィジュアル面は、たぶんアートワークに近いものになるよ。ヒュー Hugh(サイム Syme )がアルバムのためにやってくれたすばらしいアートワークにね。アルバムのジャケットは本当にシンプルなんだ。宇宙的な雰囲気で。

 

("Dream Theater" アルバムアートワーク)

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だから僕は、ステージの見た目はとても別世界的な感じになると想像しているよ。アートワーク自体がそうだし、アルバムの名前が事実Dream Theaterだしね。僕たちのクレイジーな世界にみんなを招待したいんだ。だから、このツアーのヴィジュアルは、夢の劇場という気分のアートワークと、そこから出てくるイメージによるものになると思う。確実にはわからないけど、Dream Theaterのみんなのことを知っているからね、彼らはきっと面白いものを考え出すよ。

 

バックス:すばらしいですね。時間を割いてくださってありがとうございます、マイク。このアルバムが出て、間もなくDream Theaterがまたツアーに出てライヴ演奏するのを観るのを本当に楽しみにしています。

 

マンジーニ:うれしいよ。そうだ、僕たちの新譜はヘッドフォンで聴いてね。好きになってもらえるかどうかはわからないけど、少なくともヘッドフォンで聴いてほしい。男たちの一団が部屋にいて楽しい時を過ごしているのが感じられるよ。で、聞こえるものはというと??ドラムの1打1打が、その音楽の他の要素とマッチしたところにあるのが聞こえるよ。僕はそのことをとても誇りに思っている。その部分を楽しんでもらえたらいいな。ありがとう、マイク。